
バイク保険で保険会社から保険金をもらった!さて、等級は必ず下がる!のでしょうか?
答えはノーです。
原則は等級ダウンするのですが、以下の場合は等級ダウンがありません。
ノーカウント等級事故
・人身傷害のみ
・搭乗者傷害のみ
・弁護士費用のみ
・ファミリーバイク特約
・個人賠償責任特約
以前のブログで弁護士費用特約について説明をしました。
(なんで入る必要があるの?)って方もいると思います(笑)
詳細はコチラをご覧ください
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バイク保険の上手な加入講座・・・弁護士特約編
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原2種はファミリーバイク保険特約に入れる?!
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クルマで加入する自動車保険には、ファミリーバイク保険特約というのがあります。この特約、原付き(50cc)だけだと勘違いしている方もいますが、125ccつまり原2種までが対象になっています。別途任意保険に加入していないのであれば、この特約は最低でも加入しましょう!
また上記記載の通り、事故が起きてもノーカウントとして取り扱われます。
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ファミリーバイク特約と任意保険どちらがいいの?!
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一般的なファミリーバイク特約は、対人・対物の賠償のみで自分のケガは補償の対象外になってます。しかし、最近ではライダーの補償も付帯できる保険会社が一派的になってきてます。(付帯できない会社もあるようですが・・・)
そこで、ご自身が加入している自動車(バイクではなくクルマです)保険会社に確認して欲しいのは、ファミリーバイク特約(人身傷害保険付き)に加入できるかどうかです。重要なのは人身傷害が特約にも適用されるかどうかです。
以前お話したように、バイク乗りにとって人身傷害は極めて大事な保険(補償)です。この補償なしに事故が起きた場合、金銭面でも精神面でも大変悲惨な事になってしまいます。絶対不可欠な保険です。
最近はこの特約に人身傷害付帯を選択出来る会社がある一方、従前通り付帯できないって保険会社もあります。人身傷害を付帯できなければ別途任意保険で加入すべきですね。
それとファミリーバイク保険特約は、等級割引という制度がないので、事故がなくても翌年の保険料は変わりません(保険会社が料率変更しない限り)
なお、2輪の保険(バイク保険)にファミリーバイク特約は付帯できませんので、誤解なきように!!!
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自転車で事故!この場合ってどうなるの???
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皆さんはバイク以外に自転車に乗る機会ってありますか?ご自身だけでなく、お子さんや、奥様が乗る機会も含めて考えてください。
さて、この自転車に乗っていた息子が、他人様にブツけて大ケガさせた場合、最悪打ちどころ悪く死亡させた場合ってどうなるか考えたことありますか?
皆さんから(自転車で人が死ぬかよ~)なんて声も聞こえてきそうですが、現実には死亡のみならず、大きな後遺障害が残る事故も結構な割合で起っています。しかも、代償として被害者(遺族)から請求される損害額が年々上昇しているんですよ!
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自転車も含めて日常生活の賠償事故を考える!
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ちなみに、日本損害保険協会ウェブサイトより、自転車での加害事故の概要と賠償額を例示してみると・・・
・男子高校生が昼間、自転車横断帯のかなり手前の歩道から車道を斜めに横断し、対向車線を自転車で直進してきた男性会社員(24歳)と衝突。男性会社員に重大な障害(言語機能の喪失等)が残った。賠償額は9266万円。(08年6月5日東京地方裁判所判決)
・男性が夕方、ペットボトルを片手に下り坂をスピードを落とさず走行し交差点に進入、横断歩道を横断中の女性(38歳)と衝突。女性は脳挫傷等で3日後に死亡した。賠償額は6779万円。(03年9月30日東京地方裁判所判決)
・男性が昼間、信号表示を無視して高速度で交差点に進入、青信号で横断歩道を横断中の女性(55歳)と衝突。女性は頭蓋内損傷等で11日後に死亡した。賠償額は5438万円。(07年4月11日東京地方裁判所判決)
・男子高校生が朝、赤信号で交差点の横断歩道を走行中、旋盤工(62歳)の男性が運転するオートバイと衝突。旋盤工は頭蓋内損傷で13日後に死亡した。賠償額は4043万円。(05年9月14日東京地方裁判所判決)
皆さんもご存知の通り、自転車といえど軽車両として道路交通法罰則の対象になります。当然刑事罰を受けることもあれば、民事の損賠賠償の対象にだってなるのです。
そこで考えて欲しい保険があります。。。
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個人賠償責任保険に加入しないなんてありえない!
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損害保険を多少かじったことがある人間から言わせれば、個人賠償責任保険に加入しないなんてありえません。クルマやバイクを所有すれば自動車保険に加入するように、日常生活を送るのであれば、絶対不可欠な保険です。
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保険料は安くても補償範囲が広範囲!
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この保険の補償の対象者(被保険者って言われてます)は、本人はもちろんのこと、同居の親族なら対象者に含まれるのです。ですから、奥さんはもちろんのこと、お子さんや父母だって対象者になります。
それと事故の範囲が広いのです。自転車の事故や、犬が他人を噛んでしまった、通勤途中に誤って他人をケガさせてしまった、子供がよその子を殴って傷つけた(年齢制限はあります)等など身近で起きる事故が対象になっているのが特徴です。
ここで感の鋭い方なら(クルマやバイクの賠償事故も補償されるんじゃないの?)って思われた方もいるでしょう。残念ながら保険約款で自動車事故は自動車保険で補償する!ことが記載されているので対象にはなりません!
それとこの個人賠償責任は、自動車保険や火災保険の特約として付帯できます。特約で付帯した場合のほうが、単独で加入するより安く加入できます(最近は単独での引受を行っていない保険会社もあります)
保険の話はこれくらいで終わりにします。あとは皆さんが調べてみてくださいねwww
追伸:保険関連のご質問は受け付けておりません。コメントもクローズさせて頂きます。ご了承願いますm(__)m
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